抗真菌薬を使った治療中の注意点

抗真菌薬は真菌によって発症するさまざまな症状を緩和・治療して行くために使われる薬であり、正しく使用すれば高い効果を期待できるものとなっています。
ただしかしこうした薬はただ漫然と飲めば効果が出るというようなものでもありませんから、抗真菌薬を用いる際には治療中に心得ておくべき注意点があるのです。
まず注意点として押さえておきたいのが「副作用リスクがある」ことです。
最も一般的なものとしては下痢ですが、薬である以上は良い効果と悪い効果が発生することもあります。
中には抗真菌薬を服用したことによって治療中~治療終了にかけて重い副作用が生じることもありますので、事前に医者からどういった副作用が生じるのか、また副作用が生じた場合はどうすれば良いのかについて指導を受けるようにしてください。
次に注意するべきは「治療中に勝手に服用を中断しない」ことです。
抗真菌薬は真菌によって発生する症状を抑える効果がありますが、それは「菌に対抗する」という効果によってもたらされるものであり、頭痛薬や鎮痛剤のように一時的に感覚をシャットアウトすることで得られるものではありません。
途中で「症状が少なくなったから服用するのをやめよう」と判断してしまうと、結局症状が再発してしまうことに繋がります。
また服用を中断すると真菌を根絶することが出来ないまま、真菌に薬剤耐性を付けてしまうリスクもあるのです。
薬剤耐性が付いた真菌は同一の薬剤では対応できなくなりますので、結局完治が遠のくことになります。
抗真菌薬は他の薬と比べると治療中に心得ておくべき注意点が多い薬です。
完全に症状を治療するためにも、治療開始前にはくれぐれも医者から服薬指導を受け、それを徹底して行くようにしてください。